蒲郡で農業をはじめたい方へ
JA蒲郡市の管内では、有名な「蒲郡みかん」「サンベリー蒲郡(イチゴ)」以外にも様々な品目が栽培されています。
農業は自然を相手にするため決して易しくはありませんが、生産者が日々の努力を重ねることで農業経営が成り立っています。
ここに紹介されているのは概要となりますので、より詳しく知りたいという方はお気軽にJA蒲郡市へご相談下さい。
就農に向けて、営農支援課が中心となり、サポートさせて頂きます。
蒲郡市で就農することに興味をもっていただきましたら、まずは営農支援課にご連絡ください!
・TEL:(0533)68‐7877 ・住所:蒲郡市神ノ郷町名取15
就農希望をする上で確認しておくこと
1.動機と目標
明確な動機や目標がない場合、成功は困難となります。自らの動機や熱意について確認してください。
2.家族の理解
多くの場合、農業を営むには家族の協力を得ることが重要です。
3.経営資源の確認
農地や農機、資金などの経営資源について、規模や状態、内容を確認してください。
就農後、就農希望者本人がどのような経営に取り組んでいくのかは、経営方針によって異なります。
例えば、年間の売上目標を2000万円とするか、500万円とするかによって、選択すべき品目および経営すべき規模が違ってきます。
就農希望者本人が目標とする農業経営をイメージし、就農計画を作成していくことが重要です。
営農類型ごとの特徴
1.施設野菜
多額の設備投資(500~2000万円/10a程度)が必要であるものの、天候の影響を受けにくく、経営開始から短期間で収益が発生するため、少ない面積でも経営を成立させやすいと言えます。
2.施設果樹
施設野菜同様に多額の設備投資が必要であり、なおかつ作付けから収穫開始までに数年を要することから、新規に取り組んで経営を成立させるには工夫が必要です。
例えば、既に果樹が植えてある成園地を借受できれば、未収穫期間を短くすることができます。
3.露地野菜
設備投資が比較的少ない反面、天候による影響を受けやすく、経営を成立させるには、大規模な経営面積や複数品目の栽培が必要となります。
4.露地果樹
果樹の持つ特性は施設果樹と同様ですが、露地果樹は設備投資が比較的少ない反面、販売単価は施設果樹よりも低くなります。
経営を成立させるには大規模な経営面積による栽培が必要となります。
JA蒲郡市管内で栽培されている主な作物
栽培品目を決める
営農類型を参考に、JA管内で栽培(出荷)されている品目から、栽培する品目を決めます。
なお、管内で栽培(出荷)されていない農産物は、地域に技術が蓄積されておらず、販路も開拓されていないため、生産者同士の情報交換等がままならない場合があります。
そうした条件下では、農業経営上のリスクが高まる(不確定要素が増える)ため、JAとしては、既存の作目別部会等に所属することをお勧めします。
就農計画の作成
営農類型・栽培品目の選択後、就農計画の作成に入ります。
就農計画は、就農に向けて必要となる経営資源=①人(栽培技術等)、②物(農業機械・農地・農業資材等)、③金(資金)、④情報を確保するためにも必要となります。
なお、経営資源の確保にあたり、就農希望者に負担して頂く費用も発生します。
※①人(栽培技術等)、②物(農業機械・農地・農業資材等)、③金(資金)、④情報に関する支援はこちらをご参照ください。(PDF:134KB)